主要投資先一覧 |
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●LSVF1号 Acologix, Inc.日本人起業による米国籍創薬ベンチャー。海外メガファーマ・バイオテックを含む大手製薬企業が参入を見送ってきた骨・腎臓領域の治療薬の研究・開発を行う。最先行パイプラインは、東レより導入した尿毒症性掻痒症治療を目的とする化合物。当社は米国におけるPVを準備中。導入元の東レが2006年11月に日本における新薬承認申請済。第2パイプラインは、アコロジクスの社内研究で発見された、歯の欠損および歯周病治療を目的とするペプチド。米国におけるPUが終了。国内の多くの創薬ベンチャーがとる共同開発・ロイヤリティ収入モデルではなく、最終的には自社単独で研究・開発・販売のバリューチェーンを構築し、黒字化を目指す製薬企業型のビジネスモデル。当ファンドは、日本国内のリードインベスターとしてシリーズAにおいてシンジケーション組成を行った。http://www.acologix.com/jp/index.html 所在地 Hayward, CA (US Bay area) ●株式会社キャンバス名古屋市立大学と藤田保健衛生大学の医師が設立した創薬ベンチャー。「G2チェックポイント阻害」というユニークなコンセプトの抗ガン剤を研究・開発する。最先行パイプラインが、米国においてPT/Uを実施中。武田薬品とワールドワイドの共同開発・販促に関する提携契約を締結した。当ファンドでは、スタートアップ時からのハンズオン支援を実施し、CFOは当ファンド出身者である。http://www.canbas.co.jp/index.html 所在地 静岡県沼津市 ●FibroGen, Inc.貧血、線維症の豊富なパイプラインを有する創薬ベンチャー。最先行パイプラインは貧血治療を対象とした経口の低分子化合物。アムジェン等が世界で1兆円を販売するエリスロポエチン製剤の強力な対抗馬として全世界から開発動向が注目されている。PU実施中。当社仲介によるアステラスとの戦略的提携(2006年4月成立)により、3億ドルのライセンス一時金、4.65億ドルのマイルストーンを獲得。2000年の大型ファイナンスにおいて、日本国内のリードインベスターとしてシンジケーション組成を行った。http://www.fibrogen.com/ 所在地 South San Francisco , CA (US Bay area) ●LSVF2号 アルブラスト株式会社眼科領域に強みを持つ株式会社アムニオテックと骨・歯科領域に強みを持つオステオジェネシス株式会社が合併した再生医療ベンチャー。角膜再生に関する技術は京都府立医大、歯槽骨再生に関する技術は名古屋大学より導入している。再生医療領域は、厚労省が規制の見直し(2007年夏までに完了予定)を本格化したことが追い風となっている。設立出資、事業計画立案、シンジケーション組成による資金調達支援を行い、社長は当ファンド出身者、監査役も派遣している。http://www.arblast.jp/ 所在地 兵庫県神戸市 ●株式会社糖質科学研究所大手製薬メーカーの糖質医薬研究チームがスピンアウトして設立した創薬ベンチャー。グルコサアミノグリカン(ヒアルロン酸などの直鎖の糖の総称)は低分子化すると新たな生理活性を示す、というコンセプトにより、糖質医薬の開発を目指す。副作用が極めて少ないという糖質医薬の特徴も強み。最先行パイプラインのヒアルロン酸4糖がPT準備中。スタートアップ時からハンズオンを実施し、研究主体から開発主体への組織変更の指導、リードインベスターとして他のベンチャーキャピタルとの協調投資等を行った。http://www.glycoscience.jp/index.html 所在地 東京都文京区 ●株式会社リブテック東京大学分子細胞生物学研究所宮島所長がプロジェクトリーダーを務めたKAST幹細胞制御プロジェクトの研究成果の実用化を目指す創薬ベンチャー。肝幹細胞に特異的に発現している細胞表面抗原Dlkに対する抗体により癌幹細胞を叩くという最新のコンセプトの治療用抗体の開発を目指す。現在、リード抗体のヒト化を行っており、早期のライセンスアウトを目指し複数の製薬企業と提携交渉中。設立直後の最初のVCラウンドからリードとして、事業計画の作成、シンジケーション組成を行い、バックオフィス業務を支援。http://www.livtech.co.jp/ 所在地 東京都府中市 | ウィンドウを閉じる |